甲骨占い

甲骨占いは、古代に盛んに行われていた占いです。

「星占い」のように、古代に行われていた占いで、現代まで
多少変化しつつも、継承されている占いも存在しています。

これとは対照的に甲骨占いは、現代は見かけることがあり
ません。甲骨占いは東洋で行われていたのですが、その時
使用していたの肩甲骨です。

牛、羊の他、日本では鹿も用いられていました。
日常生活の中では姿を消した占いですが、現代でも神社に
よっては正月の神事として、鹿の肩甲骨による前兆占いを
行う場合があります。

当時の占いのやり方は神事として残っているものから、
おおよその見当をつけることはできます。

邪馬台国の卑弥呼が行っていた占いも、この占いであった
ろうと思われます。

骨を焼くと、当然ながら、あらかじめ占い筋が入れてある
骨には、ひび割れが生じて来ます。

このひび割れの形、長さ、ひびの向きなどによって、
占うのが甲骨占いなのです。

肩甲骨だけでなく、亀の甲羅を使用する場合もあります。
この時の甲羅は背中ではなく腹側の甲羅を用いますが、
その甲羅の裏に小さな穴をいくつもあけてから、その穴に
高温に熱した青銅器の棒を差し込むことで、急激に熱を
加えます。

すると、当然穴を中心にヒビ割れが生じ、そのヒビ割れの
仕方で占うのが甲骨占いです。

甲骨占いの目的は悪いことを避けたり、正しい政治を行う
ためというよりも、支配者の判断の正しさの誇示のための
デモンストレーションのようなものだったようです。
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